中国輸入を始める準備ができた方はいよいよ、商品リサーチの段階に入ります。
どんな商品を扱っていくのか、どうやってリサーチをするのか、を商品リサーチのやり方からコツまで丁寧に解説します。
まずは中国輸入商品リサーチの方法を基礎からしっかり学んでいきましょう。
目次
中国輸入リサーチの方法【基本編】
まずは基本となる中国輸入の商品リサーチ方法を説明していきます。
- キーワード検索
- 画像検索
キーワード検索
中国輸入で扱う商品は「キーワード検索」で見つけることができます。
Amazonで使用されている商品名のキーワードを入力して中国の仕入れサイト(タオバオなど)で検索する方法です。
まずはAmazonで「ノーブランド」と検索をかけてみましょう。
以下が検索結果です。
今回はこちらの商品を例に説明していきたいと思います。
キーワードで検索をかけるのでタイトルからキーワードを抜き取ります。
この商品の場合は「5A 75W DC-DC」が有力なキーワードです。
中国サイトで調べる場合、商品タイトルで検索をかけても出てきませんので、型番や数値がある場合はそれらを利用しましょう。
タオバオで実際に検索をかけてみると、簡単に商品が見つかりました。
また、商品名を中国語に翻訳して検索をかけてみます。
今回の場合は「電源モジュール」「ステップダウン」「電圧計」を中国語に翻訳して検索します。
商品名のキーワードを翻訳してみても同じ商品を見つけることができました。
画像検索
キーワード検索で見つからない商品は画像検索にかけてみましょう。
Amazonの商品画像を右クリックで保存します。
画像をGoogleで検索します。
中国のGoogleはないので香港のGoogle画像検索を使いましょう!
もしくは中国の検索エンジン百度(Baidu)でも調べる事ができます。
以下のように類似の画像が沢山表示されます。
3番目の画像をクリックしてサイトを開いてみましょう。
AlibabaグループのAilExpress(アリエクスプレス)でも、同一商品を見つける事ができました。
中国輸入リサーチの方法【応用編】
中国輸入はどんどん参入者が増えていますので、基本的な商品リサーチだけでは稼ぎに限度がきてしまいます。
もっと稼ぎたいのであれば応用の商品リサーチを行ない新規出品をしていくべきです。
中国輸入リサーチの応用編についてご紹介します。
- 売れている商品を見分ける
- 売れている商品を分析する
- 商品ページの集客の状況を分析する
- 販売数をチェックする
- 商品開発・OEM開発を行う
- 新規出品する
売れている商品を見分ける
中国輸入で扱うべき商品は、売れている商品です。
具体的にどれくらいかというと、ランキングで3000位以内が目安となります。
売れている商品を分析する
売れている商品の分析では、商品画像やレビューをみていきます。
商品の画像が微妙であったり、レビューに「もっとこうだったらいいのに」などの改善点がある商品はチャンスです。
レビューが4以上の商品は改善点があまりないので越す事ができません。
商品ページの集客の状況を分析する
商品ページがどのようにして、上位検索されているかを分析しましょう。
新規出品ではキーワードの選定が非常に重要となります。
1商品につき10キーワードは分析した方が良いでしょう。
なお、このような商品ページの集客の状況を分析するにはツールが必須です。
販売数をチェックする
ツールを使って販売数をチェックするか、モノレートで分析しましょう。
新規商品を作成する際は、参考商品の販売数を目安にします。
最近の販売数だけでなく、一年を通しての販売数もしっかり確認しましょう。
商品開発・OEM開発を行う
参考商品の情報を充分に集めたら、商品開発・OEM開発を行います。
商品は参考商品を元に改善や加工を加えて作成します。
参考商品に見つかった改善点を商品開発で活かし、新たなパッケージや説明書などを加えます。
参考商品とは違う商品として差別化できるので、新規商品ページで出品する事ができます。
新規出品する
新規出品をする際はSEO対策をしっかり行う事が大切です。
Amazonで検索してもらえるように、商品ページにSEO対策を施しましょう。
また、新規出品ページの内容も充実させましょう。
関連:Amazonに新規出品するには?【商品カタログの作成方法】
中国輸入リサーチのコツ
中国輸入リサーチの基本編は誰でもできる簡単な方法です。
お小遣い稼ぎにはなるかもしれませんがより稼ぎたいのであれば、応用編にチャレンジしましょう。
中国輸入リサーチのコツはライバルセラーや参考商品をしっかり分析する事です。
中国輸入は「売れるかも」ではなく「売れる」商品でなければなりません。
商品開発やOEM開発に挑み、他のライバルといかに差をつけられるかがポイントです。
また、ツールを使ったり外注化できる部分は外注化して中国輸入のリサーチを効率化させる事も。より稼いでいく為には必要です。
まとめ
中国輸入商品リサーチのやり方からコツまでを丁寧に解説しました。
中国輸入のリサーチ方法では基本編と応用編をご紹介しましたが、やはり本気稼いでいく為には新規出品をしていかなければなりません。
商品開発やOEM開発と聞くと難しいイメージかもしれませんが、いずれは慣れて楽にこなせるようになります。
新しい事に挑戦するのは大変で時間がかかりますが、得られるものは大きいです。
中国輸入リサーチをしっかり身につけ、これから先中国輸入の参入者が増えても継続して稼げるようになりましょう。