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Amazonランキングからの判断
Amazonで何位以内の商品を扱えばいいのか?
誰もが一度は思ったことがあるはずです。
そして◯◯のカテゴリで××位であれば
何個位仕入れるべき、と言っている
人が多いですが弊社ではその判断は
間違いであると考えています。
なぜかと言いますと
最終的に何個仕入れるべきか、
というのは商品カテゴリによって決まるものではなく
商品ページで決まるからです。
例えば日本のAmazonでホビーで1万位であれば
月5個売れるというデータがあるとします。
だから5個仕入れようと考える人はいないはずです。
この商品ページに出品者が
100人いたらまず売れません。
反対に出品者が1人しかいないのであれば
それはチャンスです。
つまりカテゴリと順位だけで判断するのは
間違っていてカテゴリと順位と
出品者数で判断するべきだということです。
Amazonの販売数を知るには
ここで問題になるのが
月の販売数です。
カテゴリ名とランキングで
おおよその辺りをつけることもできますが
月ごとに大きく変わることも少なくないです。
例えばブログなどに
ホビーでランキング1位の商品は月5個売れる、と
書いてありそれが正確なデータであると仮定します。
しかしその投稿日付が2013年など
古ければ結局使えるデータとは言えません。
毎月データを追える体制(例えば社員やパート)が
整っていないのであれば販売数を
推定できるサイトを使っていく必要があります。
月の販売数の判別方法はいろいろありますが
もっとも簡単に行えるのが
モノレートなどのサイトを使う方法です。
ランキングの上昇回数でおよその販売数を予測できます。
上記の図では最低月1.5個ほど売れていることがわかります。
しかしこれは仕入れの判断に使えません。
なぜならランキングが上昇したポイントで
複数個の商品が売れている可能性があるためです。
月1.5個売れている計算で
出品者が3人いれば仕入れを行わないと判断すると思います。
弊社でもそのように判断します。
しかし最低でも月1.5個ということは
月5個売れている可能性もあるわけです。
ランキングが極端に低い商品、
例えば10万位以下の商品であれば
ランキングが上昇していれば
それは1個売れていると特定できても
ランキングが2位から1位に
上昇した場合は1個ではなく
数百個売れている可能性があるというのは
感覚的にも理解しやすい部分だと思います。
この商品が実際にそのような商品だとすると
仕入れないことは機会損失に繋がっているということになります。
そのため正確に販売数をチェックするには
在庫追跡ツールを活用する必要があります。
弊社で販売している在庫追跡ツールでは
およそ8~9割の精度で販売数をチェックできます。
例えばアメリカのAmazon.comで
ホビーのジャンルでは
1位の商品は毎日500個以上売れています。
これはモノレートではどうやっても
取れないデータです。
Amazonランキングの扱い方のまとめ
ビジネスを始めたばかりの人は
なるべく無料で抑えたいとは思いますが
ビジネスで成功する人は
時間を短縮することに積極的に
投資できる人です。
どちらの方法を使ってもいいと思いますが
仕入れ数はデータにも基づいて
判断するようにしましょう。