目次
Amazon輸出と出品手数料
Amazon輸出では売上金のうちいくらかは
出品手数料として取られてしまいます。
損益分岐ラインを計算するには
出品に関わる手数料を知ることが必要ですが
Amazon輸出ではどんな手数料があるのでしょうか?
今回はAmazonで販売するにあたって知っておくべき
5つの手数料とその他の費用についても解説します。
- Amazon月額費用
- Amazon販売手数料
- メディア関連手数料
- ペイオニア年間費用
- ペイオニア手数料
- その他のコストについて
Amazon月額費用
アメリカのAmazonでは大口出品プランで
月に39.99ドルの月額費用が取られます。
毎月100個の売上があれば1つあたり30セントですから
それほど大きな負担ではありません。
大きな負担だと感じる段階なのであれば
売上を増やすことを目標にしてみましょう。
Amazon販売手数料
Amazonでは販売手数料として売上代金から
一定割合を手数料として差し引いています。
この割合は各カテゴリで決まっていて
6%から15%、ほとんどのカテゴリで15%に設定されています。
メディア関連手数料
DVDやCDなどの場合にはメディア関連手数料として
0.8ドルから1.35ドルの固定費用がかかります。
ペイオニア年間費用
Amazon輸出の場合は多くの方がペイオニアを利用することでしょう。
ペイオニアでは年間29.95ドルが維持費としてかかります。
年額で約30ドルなのでほとんど誤差のような負担になります。
ペイオニア手数料
ペイオニアでは送金をする際に送金手数料を取ります。
Amazonでの販売価格から手数料を差し引いた売上金から
ペイオニアの手数料を差し引くため
計算をする時には注意しましょう。
受取方法や金額によって1%から2%の送金手数料がかかり
日本円で受け取る際にはさらに為替レートに2%が上乗せされます。
その他のコストについて
Amazon輸出では配送料金もかかります。
配送料金は商品代金に上乗せすることになると思いますが
配送料金分の代金からも手数料が取られますから
ある程度余裕を持って上乗せする必要があります。
Amazon輸出の出品手数料を概算するには
Amazon輸出では販売価格のうち25%程度は
出品手数料として取られると思っておきましょう。
また、そこからさらに自分が受け取るべき利益や
返品リスク等を考慮すると、販売価格に対して
仕入れ値が4割以下に収まらないと厳しいとも言われています。
損益の分岐ラインを知ることはAmazon輸出において重要なことです。
価格競争に巻き込まれることも少なくない
このAmazonビジネスで生き残るためにも
手数料体系について改めてチェックしてみてはいかがでしょうか。