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バナー画像デザインの依頼時に必要なことは?

目次

バナー制作依頼を円滑に進めるためには

 

インターネット販売が増えてきた昨今、ネットで買い物をするお客様が増えてきました。
そこで、必ずといって目にするものが、バナー広告です。
インターネットをする方なら、一度は見たことがあるのではないでしょうか。

バナーとは、パソコンやスマートフォンからサイトを見ている際に見かける、写真や文字の画像のこと。
テキストだけの広告と違い、露出が高く目につきやすいため、商品の認知度を上げたり、売りたい商品を目立たせるなどの効果があります。

しかし、会社にバナーを制作できる者も、環境もない。
外注のデザイナーにバナーを依頼したけれど、イメージがうまく伝わらず、想像していたものと違うものができてきた。
そんな経験もあるのではないでしょうか。

外注のデザイナーの目線から言えば、初めて会う企業。初めて知るビジネス。依頼された企業のイメージや、雰囲気、ビジネスについて知らないのです。
企業にとっては当たり前の事でも、デザイナーにとっては当たり前ではないかもしれません。
この為、お互いに思い描いていたものが違うのはよくある事なのです。
イメージ違いをなくす為に、制作前に企業のイメージなどをいかに伝えるか、が重要になります。
制作前にきちんと打ち合わせをしておけば、お互いの時間を無駄にすることなく、円滑に制作が進むでしょう。

イメージ違いを無くすために伝えるべきポイント

  1. ユーザーに一番何を伝えたいのか
  2. 誰にクリックしてもらいたいのか
  3. 期間はいつまでなのか
  4. 素材や写真はあるのか
  5. 制作期限、費用

1.ユーザーに一番何を伝えたいのか

バナー広告の本来の目的は、”ユーザーによりクリックしてもらうこと”にあります。
その為には、どんなユーザーにクリックしてもらいたいかが大切な事。商品名やセット内容など、必ず入れたい文言は何なのか、しっかりと事前に決めておくことが大切です。

2.誰にクリックしてもらいたいのか

人によって趣味嗜好が違うように、商品によっても見てもらいたいユーザーが異なります。
例えば、20代の女性や40~60代の男性が興味を惹かれるようなものであれば、デザイナーにその旨を伝えること。
デザイナーは、その年代や性別から、どのような色合いやフォントにするか等を頭の中で思い描いていきます。
また、どんなにバナーがその年代や性別に沿うような画像ができても、
サイトの雰囲気と合わないようなデザインになってしまっては意味がありません。
サイトのURLや雰囲気なども合わせて伝えると良いでしょう。

3.期間はいつまでなのか

期間が定められているものであれば、ユーザーにとっては期間は重要なポイントのひとつ。
掲載する期間はいつからいつまでなのかも、同時に伝えておきましょう。

4.素材や写真はあるのか

バナーで見せたい商品の写真や素材がある、ないでも制作過程は変わってきます。
写真を載せない文字だけのバナーを制作する場合であれば問題ありませんが、写真を載せたいけれど用意できない。その場合は別途費用が掛かるということも念頭に置いておきましょう。

5.制作期限、費用

キャンペーンなど期間限定のバナー制作の時は、制作期限が重要になります。これは必ず先に伝えましょう。
期限が分かることによって、制作できるバナーの数も変わってきます。
「〇〇日までに〇枚のバナー画像をお願いしたい」
という旨を事前に伝え、デザイナーと相談します。

 

限られた時間と予算でお互いが満足できるように

事前に伝えることが少ないと、コミュニケーション不足から、修正の繰り返しによって費用がかさんでくることがあります。
「この位言わなくても分かってくれるだろう」と、確認や伝達を省いてしまうことが、やがて大きなトラブルの原因を招きます。
キャンペーンなどの期間が決められたバナーを制作するにあたって、できる限りのイメージや予算を事前に打ち合わせしておくことで、デザイナー側も作業しやすくなり、企業側も限りある時間と予算を削減し満足できるデザインのものができるでしょう。

依頼時のポイントとして、やりとりを紙などのメモや共有できる環境にまとめておく事も大事です。
記録に残しておくことによって制作しながらの確認作業もでき、「言った」「言わない」を解消することにつながります。
また、バナーを依頼するにあたって、同じデザイン会社を使う、ということも重要ポイント。
新しいデザイン会社に依頼していくと、会社の説明などを一から説明しなくてはいけません。
一方、同じデザイン会社に依頼していけば、回数を重ねてくることにより、デザイナー側も依頼したいことがなんとなく分かってくるようになり、より短時間で作業が進められることでしょう。

バナー制作は、企業とデザイナーとの意思疎通から始まります。
目的と最終地点を共有して、コミュニケーションを取っていけば、必ず企業側が納得できるデザインのバナーが上がってくることでしょう。

 

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