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Amazon輸出の送料設定
Amazonで販売を行う際には商品価格だけではなく
送料も自分で決めることができます。
ただし、Amazon輸出では
送料の具体的な金額はAmazon側のシステムに合わせて
送料設定を決めていく必要があります。
そんなルールを理解しないと難しいAmazonの送料設定ですが
まずは今回紹介する6つのポイントを覚えることから始めてみましょう。
- 2つの送料タイプを理解しよう
- 商品の重量は不正確なこともある
- 配送できない地域に注意
- 商品価格と送料の合計が重要
- 個別に送料を決めることはできない
- 送料はゼロ円でもよい
2つの送料タイプを理解しよう
Amazonで送料設定をする時には2つの送料タイプを選ぶことができます。
価格変動タイプ(PriceBanded)は商品価格に対して送料が決まります。
Amazon輸出では単価の安い商品には向きませんが
高級時計やプレミア商品であれば高い送料にすることもできます。
重量制(PerItem/Weight-Based)では商品重量によって送料が変動します。
Amazon輸出ではこちらの方が航空便との相性もいいでしょう。
1商品あたりの単価と、重量ベースの料金の合計が送料になります。
商品の重量は不正確なこともある
重量制を選択した場合には商品の重量が不正確なこともあります。
送料込みの合計金額で採算が取れるかどうかを見積もっている場合には
この重量ミスで損害を負うこともあるので注意しましょう。
配送できない地域に注意
日本からは直接配送できない地域も存在します。
ですので、配送不可の地域の設定もしておく必要があります。
例えば、アメリカAmazonでの輸出ビジネスをしている場合には
APOやFPOと呼ばれる軍事基地への配送に注意しましょう。
軍の独立した郵便システムを通す必要があるため
SAL便やEMSなどでは配送できない可能性があります。
商品価格と送料の合計が重要
Amazonでは商品価格と送料の合計金額で優先順位が決まります。
最安値で勝負をしたい場合には
送料も合わせてチェックしておきましょう。
個別に送料を決めることはできない
簡単そうに思えるAmazonの送料設定ですが
Amazonでは商品ごとに送料を決めることができません。
送料が赤字になる場合には商品価格を引き上げて対処します。
送料はゼロ円でもよい
送料無料での販売はAmazonではよく見かける方法です。
重量制がいまいち理解できない時には
送料込みの商品価格にするのもいいでしょう。
ただし、送料込みの場合でも送料の予想はしておく必要があります。
見込み価格よりも高い送料になってしまった場合には
その分が損失になりますので注意が必要です。
Amazon輸出の送料設定のまとめ
送料設定では赤字販売にならないように注意しておけば
それほど難しい設定ではありません。
送料が実際にいくらかかるかは直接配送する場合や
輸出代行を使うといった方法の違いで金額も変わってくるため
自分の計画している配送方法に合わせた送料設定をしていきましょう。
Amazonの送料設定はうまく活用すれば便利に機能してくれます。