中国輸入

中国輸入OEMのメリットとデメリット

中国輸入OEMを始める前にメリットとデメリットについてよく知り吟味した上で挑戦するようにしましょう。

中国輸入OEMは確かに成功すれば他の物販ビジネスとは比べものにならないくらい利益を出すことができますがその分難易度が高くなっています。

目次

中国輸入OEMの4つのメリット

OEMとは「Original Equipment Manufacturer」の略でオリジナルブランド品製造という意味になります。

ある商品を自社ブランド化して販売することなので実質は元となる商品を販売しているに等しいのですがOEMならではのメリットがあるのです。

では、OEMに一体どんなメリットがあるのか今回はその中心となる4つのメリットからOEM商品の魅力について解説いたします。

  • Amazonで独占販売が可能になる
  • より安く仕入れができる
  • 日本向け製品を作れる
  • ブランド化による販路開拓で得られる利益

Amazonで独占販売が可能になる

Amazonでは同一の商品の場合にはASINコードが同じになります。

つまり、ノーブランドの中国製品であっても他の販売者と競合することになります。

OEM製品であれば同一商品にはならず独自商品として扱われますのでその商品ページにおいて自分だけが独占的に商品を販売することができるのです。

販売者が自分だけであればAmazonで度々起こる価格競争が起こりませんから安定した価格での販売が実現できます。

より安く仕入れができる

OEM商品の場合には工場との直接取引になりますのでより安い価格での仕入れが実現できます。

一度の仕入れにかかる費用も大きくなりますので手軽に参入できるものではありません。

ただ、販売数が確保できている状況の場合には低リスクで仕入れ値をさらに抑えられます。

日本向け製品を作ることが出来る

OEMをすることで日本向け製品に仕上げることができますので商品への国内需要が高まることが期待できます。

ブランド化による販路開拓で得られる利益

ブランド化が成功すれば日本の業者に製品を卸すといった別の方向性のビジネスの可能性も拓けてきます。

OEMによって得たブランドを武器にすれば中国輸入ビジネスをさらにステップアップさせることができるでしょう。

OEMは手軽にできるものではありませんが長期的な目標としてOEMの着手も考えておくといいかと思います。

より日本で受け入れてもらえるような製品に進化させることでAmazonなどでの売上を伸ばせるそんな可能性を秘めた選択肢としてぜひ覚えておいてください。

中国輸入OEMの3つのデメリット(リスク)

中国輸入ビジネスでOEMに挑戦したいという方が増えているようです。

しかし、OEMに関してはメリットばかりではなくリスクもある戦略なので全ての人に勧められるものではありません。

OEMにはどんな危険性があるのか中国輸入におけるOEMのリスクについて解説します。

  • OEMには資本力が必要
  • 当たり外れのあるビジネス
  • 売るには付加価値が必要

OEMには資本力が必要

OEMをするためにはロット単位での発注が必要です。

つまり、一度注文するだけでも大量の数の商品を売り捌く必要が出てくるのです。

仕入れ数が大きければそれだけ必要な資金も大きくなります。

いくら単価が下がっても仕入れ総額は増えるのですから仕入れ資金が少なければOEMができなかったり失敗時のリスクが増大することになります。

OEMは資金力があるからこそできる戦略なのです。

当たり外れのあるビジネス

OEMをすれば全てうまくいくわけではありません。

中には売上がうまく伸びず不良在庫になってしまう商品もありますしOEM化のコストが高くなってしまえば安値販売による赤字リスクも出てきます。

商品が顧客に受け入れてもらえ定番化すれば大きな利益を得ることも可能になりますが当たり外れのあるビジネスだということに注意が必要です。

売るには付加価値が必要

OEMをする場合には元となる商品がすでにあるわけですから元よりも付加価値を高めなければ需要の奪い合いが起きてOEM商品は売れにくくなってしまいます。

中国輸入であれば中国向けの製品を日本向けにアレンジしたりもう一工夫を加える事で付加価値を付けられます。

ただし、そのためにはOEMに関するノウハウも必要になり素人が簡単に成せることだけとは限りません。

元の商品以上の価値を生み出すことがOEMでは求められるのです。

中国輸入でのOEM

リスクを踏まえて考えると初心者の方にはOEMはあまりオススメできません。

まずは自分の販路を確保することに専念し次のビジネス手法としてOEMを考えておくようにしましょう。

OEMに参入する条件が整ったとしてもリスクを考えて判断をしてみてください。

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