Amazonツール

Amazon出品ツールの各社比較【無料版】

本日も出品補助ツールの解説ですが
前回は「有料」出品ツールに言及しましたので
今回は「無料」出品ツールの紹介とします。

無料とは言いましても
紹介するに値する良いものは
幾つかございますので
早速、解説して参ります。

目次

出品君

出品君とは
AMTS(アンツ)という
Amazonマーケットプレイス統合型ツールから
「出品機能」だけを取り出して
無料化したものです。

まず、出品君で出品行為を行う前に
当該商品に出品している
「他の出品者」の詳細情報を
取得するところから始めますので
出品時の参考にすることができます。

総出品数の取得に始まり
他の出品者価格は
最安値から5番目までの
5種類の価格を取得します。

そして中古品であれば
各人のコンディション状態を取得し
(非常に良い、良い、可等)
商品説明文のコメントも各種網羅します。

出品時の参考にする上では
この上なく有難い収集機能と言えます。

次に、それらを参考資料とした上での
自身の出品行為に関してですが
「自動」での入力をサポートします。

一定の出品経験を積まれると
理解できることかと思いますが
例えば、扱うコンディションランクには
「良い」を扱う傾向が高いということであったり
商品説明文には、好んで
特定の言い回しを毎度使っている等
その人それぞれの傾向が表れてくるものです。

それらの傾向がある程度
固まっているのなら
その点を上手く(半)自動化に
結びつけた方が賢いです。

出品君では、頻出度合いの高い
商品説明文やコンディションランクを
自動で表示させる機能を持ちます。

また、予め頻出度合いの高い
文面(または単語)等を登録しておくことも
可能ですので、より短い時間での
出品をサポートしてくれるという訳です。

SKU(商品管理番号)であれば
仕入れた日付や在庫数、仕入価格等を
組み合わせて設定する場合が多いので
その規則を予め設定しておくことで
自動入力が可能になります。

以上の面から
無料系のAmazon出品ツールでは
かなり能力の高い部類となります。

ですが、注意としまして
利用する際には出品者IDが必須となり
申し込みの際に提示しなくてはなりませんので
事前にAmazonで「大口」契約を
締結しておかねばなりません。
(月額登録料:4,900円)

また、これは想像でしかありませんが
申し込みの際にはメールアドレスの入力も
必須事項である為、出品君の上位版にあたる
「AMTS-PREMIUM」の売り込みが
来ることも予想されます。

まあ、これは良いものと思われれば
購入を検討しても不都合はないと思いますが
Amazon統合型ツールとはいえ価格は
初期費用に「54,000円」
月額費用に「10,800円」と
初期費用を合わせて割と高額です。

その点だけ合わせてお伝えしておきます。

KUROFUNE 新ver

KUROFUNEとは
無料の統合型Amazon輸出ツールですが
(一部ASIN収集機能は月額2,160円)
以前は提供停止しておりました。

それが今回
新機能を追加した
新たなバージョンとして
リリースされる予定となっております。
(2016年10月末予定)

そして、その各種機能の一つに
「出品」を補助する機能があるのですが
一つ注意として、その前段階の
ASIN収集機能との連携を図らなければ
出品ツール単独で使うことは
できない仕様みたいですので
実質、無料ではなく月額2,160円(旧版では)
を前提としたAmazon出品ツールになる
恐れがあります。
(それでも充分安価ではありますが)

その流れを簡潔に説明しますと
まず「ASIN収集機能」を使って
Amazonの商品データを一括して収集します。

これはAmazonの検索結果を表示した際の
URLを用いて収集するのですが
具体的には、「TVゲーム」のカテゴリで
検索ワードに「ポケモン」と入力して検索すると
1,469件の検索結果が得られます。
(この時点での検索結果)

この対象件数を基に
ASINの収集を開始して
抽出された結果をCSVファイルに出力します。

そして、このCSVファイルを
読み込み、その商品情報と連携することで
Amazonへの「出品」に繋げる流れです。

厳密には読み込んだASIN情報から
国内外での価格差を基に
予想利益を「自動計算」した上で
Amazonへ出品するか否かを
決まられますので、出品ツールとしてだけでなく
総合的に能力の高いAmazon輸出ツールと言えます。

イメージとしましては
有料販売されている「SPROUSE」に
近い流れを設けたツールかと思います。

総合的な能力を有した点では
似ていますが、SPROUSEは
月額19,800円であることに対し
KUROFUNEは基本「無料」のスタンスを
取っていますので、その点を考慮すると
KUROFUNEの方に軍配が上がります。

しかし、まだKUROFUNE(新ver)は
リリースを迎えておりませんので
真価は図りかねるところですが
全体的な能力面で差異がない様なら
KUROFUNEの方が正しい選択となりそうです。

まだリリース前ですので
今後はテストユーザの募集を経て
一般開放となる感じでしょうから
興味のある方はテストユーザへ
名乗りを挙げてください。

200人位までは参加者を募るということです。

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