中国輸入で仕入れを行う際には中国国内送料や国際送料、関税など商品代金だけでなく様々な費用がかかってきます。
これらの計算は正確な利益計算をする為にもうやむやにせずに、しっかり把握する必要があります。
こちらでは中国から日本へ発送する際にかかる費用について、日本への発送はいくらかかるのか、代行は必要なのか、詳しく解説していきたいと思います。
目次
【中国輸入】日本への発送はいくらかかる?
まずは中国輸入で日本へ発送する際にかかる費用を確認しましょう。
- 中国国内送料
- 国際送料
- 関税
中国国内送料
中国から日本へ直送出来ない商品は代行業者などを使って日本へ輸入する事になります。
代行業者などの倉庫へ送る際にかかる送料が中国国内送料です。
これは販売している店舗や取引している工場によって送料が違うので、一概にいくらと言うことは出来ませんが、大体500円未満で済む場合が多いです。
また、送料が記載されている場合でも適当な場合があり大きくは違う事はありませんが、多少の差が出てくる場合もあります。
事前にしっかり送料について仕入れ先に確認しておくようにしましょう。
仕入れ数が多ければ交渉次第で中国国内送料が無料になる場合もあります。
国際送料
中国から日本へ発送する際にかかるのが国際送料です。
タオバオの商品は日本へ直送してくれる販売店もありますが、基本的にはタオバオの転送用倉庫に預けてまとめて日本へ発送する事が多いでしょう。
日本へ直送出来ない商品は代行業者などの倉庫から日本へ発送します。
航空便か船便かで送料も変わってきますが、なるべくまとめて発送する事で国際送料も安くなります。
多くの輸入代行業者では、総重量が20kgを超えると1kgあたりの国際送料が大きく割安になる傾向にあります。
19kgで送るのではなく20kgで送るだけでグンと安くなるという訳ですから、常に総重量と送料を意識するようにしましょう。
関税
一番曖昧にしてはいけないのが「関税」です。
関税の計算は非常に面倒な作業ですが、関税の計算をてきとうにしてしまうと、思ったよりも関税が高額になってしまい
利益が出なくなってしまったという事態が起こり得ます。
関税は商品の種類ごとに税率も変わってきますので、商品ごとにしっかり把握するようにしましょう。
詳しくは中国輸入でかかる関税の計算方法に関税について、計算方法について記載がありますので確認して下さい。
中国輸入の発送代行は必要?個人では出来ない?
中国輸入の発送は個人でやろうとすると、中国の倉庫から借りて現地の人手の手配も行わなければなりません。
そうするとその費用だけで固定費20万円はかかってしまうでしょう。
中国輸入の代行会社を使えば費用も手間も少なく、検品や返品までも行ってもらえます。
また、 食品衛生法や電波法・薬事法などが関わる商材の扱いも可能となります。(amaconの場合)
費用、手間などを考慮するとまずは代行業者を使っていくのがベストです。
まとめ
中国輸入で日本への発送するにはいくらかかるのか、代行は必要か、について解説しました。
中国輸入ではほとんどの場合、代行業者などを使って日本へ発送する事になりますが、その料金やサービス内容は
会社によって様々です。
ですので、代行会社の料金とサービス内容をしっかり調べてから代行会社を選ぶようにしましょう。
中国輸入(OEM)代行会社を選ぶポイント【OEM代行で出来ること】の記事に詳しく書いてあるので、是非そちらも参考にしてください。