中国輸入

中国輸入で展示会を活用する方法【メリットや確認すべきポイントをご紹介します】

中国輸入では、商材を扱う仕入れ先が行う展示会を活用すれば、OEMなどに繋げる事が出来ます。

実際に自分の目で確かめる事ができるのも、展示会に行くメリットです。

 

こちらでは中国輸入の展示会で確認したいポイントや、活用方法やについて詳しくご紹介します。

 

 

目次

中国輸入で展示会に行くメリット・デメリット

まずは、中国輸入で展示会に行くメリットとデメリットを知っておきましょう。
なんの為に展示会に行くのか、目的をはっきりさせた上で参加すべきです。

 

展示会に行くメリット①直接交渉が出来る

 

展示会に行く事の最大のメリットは、メーカーと直接交渉が出来る事です。

ネットで卸交渉をする場合には、チャットやメールでのやり取りになりますが、展示会では直接やり取りするので、お互いに信頼した上でやり取りが出来ます。

これを機に、今後につながる関係作りも出来ますね。

 

ロットについても交渉次第では、小ロットにしてもらったり、売れ筋商品や人気商品を聞いて、今後の仕入れの参考にする事が出来ます。

 

展示会に行くメリット②目で見て手に取る事が出来る

 

二つ目のメリットは、中国輸入商品を直接見て手に取る事ができる点です。
サイトで商品を見ただけでは、色や質感、重さなどを正確に知ることは出来ません。

しかし、展示会では直接見て触る事が出来るので商品の品質を自分の目で、確かめる事が出来ます。

 

また、中国にはインターネットに公開していない商品も沢山存在します。

展示会ではそのような商品も多数出品されているので、高品質でまだ誰も扱っていない商品に巡りあう事が出来ます。

 

展示会では直接商品を見たり、手に取ることも可能ですし、インターネットなどで公開していない商品なども多数出展されていますので、高品質の商品に出会えます。

 

展示会に行くデメリット

 

展示会に行くデメリットとしては、実際に中国に行かなければならない点が挙げられます。

飛行機に乗り、ホテルにも宿泊する必要がありますね。
人気の展示会では、開催時期になると直ぐにホテルが埋まってしまったり、宿泊料金が上がったりします。

 

交通費だけでなく、こうした経費もかかってくるので、それでも参加するメリットがあるのか、今参加すべきなのかしっかり考える必要があります。

 

中国輸入の展示会で確認すべきポイント

中国輸入の展示会は、参加企業も非常に多くブースでのやり取りもスムーズに行わなければなりません。

そこで、依頼すべき相手なのかを判断する為に、ブース内で確認したいポイントがあるので、それぞれ解説していきます。

  1. 工場なのか卸売りなのか
  2. 最低ロットや単価について
  3. 納期はどれくらいか

 

工場なのか卸売りなのか

 

工場なのか、卸売なのかは出店しているブースを見ただけでは判断する事が出来ません。

もし卸売であった場合には、交渉が中々難しい可能性があります。
なので、工場と直接交渉する方が、単価を抑えることが出来るでしょう。

 

最低ロットや単価について

 

OEM生産の場合は、商品を1個だけ作るという工場は無いので不可能です。
ほとんどの工場は大量生産にしか対応してくれません。

なので、まず最低ロットは何個なのか、単価はいくらなのかを聞きましょう。

 

簡単な聞き方としては、最低発注数量「MOQ(Minimum Order Quantity)」という言葉があります。
また、単価を尋ねる場合は、「How much?」で大丈夫です。

 

だいたい、最低が100個ぐらい、もしくは1000個ぐらいからという工場が多いでしょう。
ロット数が多ければそれだけ単価も下がる傾向にあります。

交渉次第ではもっとロット数を下げてくれることもあるので、後々連絡が取れるように名刺をもらっておきましょう。

 

納期はどれくらいか

 

最低ロット数や、単価を確認しそこでの仕入れを検討したら、最後に具体的な納期について確認しましょう。

もし交渉が直ぐに決まらない場合でも、自分が仕入れたいロット数で納期がどれくらいかかるかは重要なので、把握しておく必要があります。

 

もし納期があまりに遅い場合には他の工場などを検討する必要も出てきますね。

ロット数や単価の条件、納期までにかかる時間等を確認し条件の良い工場で生産してもらうのが良いでしょう。

 

展示会後に確認するポイント

展示会が終わった後にも交渉した商品をチェックする必要があります。

 

まずはホテルで商品のカタログを、Amazonなどのネットショップサイトでリサーチし、日本で発売されているか類似品はないかなどをチェックしましょう。

また、既に発売されている商品であれば売れ行きなどもチェックしておきましょう。

 

日本での販売状況を確認した上で、翌日などに交渉や契約をしに行くといった方法もありです。

 

日本に帰国した後は、まずサンプルの仕入れを行いましょう。
いきなり発注をかけるのはリスクが高いので必ずサンプルをお願いしましょう。

実際に会場でサンプルをもらえることもありますが、後からサンプル仕入れをしてくれるところもあります。

 

日本に帰国した後に、もらっておいた名刺やカタログの連絡先に連絡をして交渉を行いましょう。
交渉が難しい場合には、代行会社に依頼して交渉してもらう事も出来ます。

 

最後に

 

中国輸入で展示会行くメリットやデメリット、展示会を活用する方法や確認すべきポイントについて解説しました。

展示会では自分の目で見て確かめて、しっかりポイントを抑え日本に帰国後も交渉や、やり取りがスムーズに進むようにしておきましょう。

 

せっかくお金をかけて中国に行くのであれば、情報を入手してついでに観光を楽しむのも良いですね。

 

展示会では多くの工場を見つけることができ、また直接商品を見ることができるので、OEM生産に繋げる事が出来ます。
是非積極的に展示会に参加していきたいところですね。

 

 

 

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